かじクリニック熊本美容外科の紹介

ある程度の年齢を超えると、どんな人でも皮膚の弾力が落ち、

たるみが生じます。

特に目の上の皮膚がたるむと、目つきが悪く見えたり、無意識に額に力が入って

シワが刻まれたりします。

一重瞼や奥二重の人なら、二重を広くすることである程度対処することはできますが

二重幅を広くするのにも限界がありますので、その場合は皮膚を切り取るたるみ取りの手術を

行うことになります。

上眼瞼のたるみを取る場合、二重のラインに沿って切開する方法と睫毛の下のラインに沿って

切開する方法があります。

傷に関しては、二重のラインに沿って切開する方が目立ちにくいのですが、眉毛寄りの

やや厚い皮膚を二重のラインまで引き下げることになりますので、

開眼時に、上まぶたがやや厚ぼったくなります。

元々、上眼瞼の脂肪が少ない人や、皮膚の薄い人には向いていると思います。

逆に上まぶたが腫れぼったい人の場合、二重のラインに沿って皮膚を切除すると

腫れぼったさが強調される場合があります。眉毛下切開の方が、目自体の印象は自然で

腫れぼったさも目立ちにくいのですが、問題は傷跡が３〜６ヶ月は赤い線として残る

ことです。女性の患者様なら抜糸後はお化粧でカバーしていただけるのですが

男性の患者様にはちょっと勧めづらい手術になります。

どちらかの方法を選択するかは、いまだに悩ましい問題です。