かじクリニック熊本美容外科の紹介

ホクロはシミと違い、表面から中にかけてホクロ細胞のかたまりです。基本的にはホクロ細胞全てを

一度に取ってしまいます。

ただし、ホクロには悪性のホクロ（メラノーマ）もあります。

悪性の可能性が高いものの特徴としては次の項目があります。

・形が非対称　・境界が不鮮明　・色調にむらがある　・直径が６mmを超えるもの

・短期間でサイズや形が変化する

もちろん、これらに当てはまるホクロが、全て悪性というわけではありません。

次に取り方ですが、基本的にはホクロ細胞を削り取るか、切り取るかです。

頬とか、額とか、体とか、比較的平坦な場所で、しかも１cm 近くあるようなホクロは切り取った方が

治りは早いです。５mm以下の小さめのホクロは電気メスか炭酸ガスレーザーで削り取る

のがいいと思います。ただ、削った後は少し窪んだ擦り傷になりますので、テープが取れる

までに７〜１０日程かかります。

ホクロはシミと違い、表皮ごと取りますので、肌質にもよりますが多少の傷跡は

残る可能性があります。

イボの多くは脂漏性角化症というものです。

こちらはホクロとは違い、比較的浅いところに乗っている感じなので

ホクロほど深く削らなくても取れることが多いです。

ただし、小さいイボが多発している方は一気に取ると、しばらく傷だらけに

なってしまいますので、５〜１０コずつくらい、何回かに分けて取るのが

良いかもしれません。

勇気がいるかもしれませんが、意外と印象が明るくなる方が多いので

お勧めの治療です。